会社の本質はむしろ「事務」にある! [4分で読める記事]

この記事では、批評家、作家の東浩紀著「ゲンロン戦記」の内容の一部をご紹介しています。

興味がある方は、ぜひ下記のリンクからチェックしてみて下さい。

Writing.ch

本書は「1〜2日程度」で読める内容なので、オススメです!

現在は株式会社ゲンロンの創立者として、メディアなどで活躍される東浩紀さんですが、起業前にGLOCOM(国際大学の研究所)という会社に3年間滞在しあることを身に付けたそうです。

それは何かというと…

単純にエクセル(表計算ソフト)が使えるようになった。

Writing.ch

めっちゃ初歩的なスキルでした(笑)

彼はGLOCOMで、最終的に「副社長」という肩書き上り詰めます。

その仕事は、「会議に出席し人件費などを確認すること。」

当時の彼は、「なんでこんなのを見なければいけないんだ」と感じており、実際それが原因で退所することになります。

Contents

人件費の表を見て印象に残ったもの

彼が「人件費の表を見て印象に残ったもの」。

それは、研究員は非正規雇用で、事務職員の多くは「正規雇用」だったということです。

これに対し、当時の彼は疑問に思ったそうです。研究所を名乗る以上、研究員が主体であるべきであり「事務職員こそ外注で賄うべき」だと。

しかし現在は、当時の考えが間違いだったと話しています。

その理由は…?

研究成果でも作品でもなんでも良いが、「商品」は事務がしっかりしていないと生み出せません。

研究者やクリエイターだけが重要で事務はしょせん補助だという発想は、結果的に手痛いしっぺ返しを食うことになります。

引用:ゲンロン戦記
Writing.ch

彼は事務仕事を部下に任せっきりにした結果、何度も酷い目にあった経験を本書で語っています。

ペンギン君

事務仕事は、会社を運営する上で重要な基本事項なんだね。

Writing.ch

具体的なエピソードを次の章で覗いてみよう!

経営の「身体」を理解する

2014年、経営悪化の影響を受けて事務員を減らしたのにも関わらず、残っていたBさんに突然退職したいと言われたそうです。

仕方なく事務の引き継ぎ作業を行なっていると、「年度のはじめから処理していない領収書や請求書」「契約書の束」がたくさん出てきました。

更に顧問税理士に連絡したところ、そちらも何も処置が取られていないとのこと。作業をお願いすると、「顧問を辞める」とまで言われてしまいます。

嘆いても仕方ないので、会社のメンバー3人で手分けして領収書を打ち込むところから始めました。「2014年6月6日/550円/文具…」とエクセルにちまちま打ち込んでいったのです。

同時に、無秩序にキャビネットに突っ込まれていたファイルを引っ張り出し、デジタルデータで管理していた契約書・請求書は出るだけ印刷して、紙フォルダにきれいに整理整頓しました。

引用:ゲンロン戦記

作業をする中で感じたこと…

東浩紀さんは当時、「人間はやはり地道に生きねばならない」と本気で思ったそうです。

いついくら入金があり、出金があるかという情報を、デジタルだけでなく紙の書類を印刷してフォルダーにまとめ、書棚に入れるという作業。

しかし作業をこなす内に、「会社の情報の全体像が身体的に把握しやすい」という発見がありました。

また同時に運営していたゲンロンカフェ(研究者が語り合うカフェ)では、このケーブルがどこにどう繋がっているのか、どんな意味のあるケーブルなのか、配線レベルまで完全に把握したそうです。

面倒なことを人任せにせず、自分の会社についてなら、何を質問されても答えられる状態にする

会社を運営するなら、一度その段階を経ないとダメと東浩紀さんは話します。

「仕事を人に任せること」の意味

本書ではその他、様々なトラブルについて書かれていますが、その原因は「仕事を人に任せること」の意味を理解していなかったからと話しています。

仕事を人に任せるには、現場でそれを経験しておかないといけない。そうでないと、何を任せているのかもよくわからないまま、ただ任せることになってしまうからです。

それは本当は任せているのではなく、単純にやりたくないことから目を逸らしているだけです。

「任せる」ことと「目を逸らす」ことは根本的に違うのです。

引用:ゲンロン戦記

まとめ

会社を運営するためには、事務作業であっても、まず自身が経験し理解する必要があることが伺えます。

これは他人に「頼みごと」をする時も同様です。ぜひ皆さんも意識して行動してみて下さいね。

Writing.ch

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ペンギン君

本書が気になった人は、以下のリンクをチェック!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


Contents
閉じる