【5分で読める記事】「孫子」についてわかりやすく解説!

この記事では、中国最古の兵書である「孫子」についてご紹介します。

この記事はこんな人にオススメ!

  • 孫子について手軽に学びたい
  • ビジネスで使える知識を身に付けたい

『孫子』とは…?

 『孫子』とは、全13篇で作られている中国最古の最も優れた「兵書」です。
※兵書:戦争などにおいて、兵の用い方を説いた書物

『孫子』の他に、『呉子』『司馬法』『李衛公門対』『黄石公三略』『六韜』の6つを加えたものを、「7書」と呼びます。

その中でも「内容・文章構成」など、あらゆる点で優れた兵書が『孫子』なのです。

特に、戦国期(紀元前770〜紀元前256)、またその後も広く影響を与え続けました。日本の兵法も、この書をなしにして発展はなかったとも言われています。

Writing.ch

『孫子』って名前は聞いたことがあったけど、優秀な兵法を残した人物なんだね。

ペンギン君

果たしてどんな内容が書かれているのだろう…?

Writing.ch

この記事では、「『孫子』についてこれだけは知っておきたい!」という知識を「4つ」に分けてご紹介するよ。

ペンギン君

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Contents

1.「有利な状況」を自ら作る

兵とは詭道なり。故に、能あるもこれに不能を示し、用なるもこれに不用を示し、近くともこれに遠きを示し、遠くとも近きを示し、利にしてこれを誘い、乱にしてこれを取り、実にしてこれに備え、強にしてこれを避け、怒にしてこれをみだし、卑にしてこれを驕らせ、佚にしてこれを労し、親にしてこれを離す。其の無備を攻め、其の不意に出ず。此れ兵家の勢、先きには伝うべからざるなり。

引用:孫子

戦争とは、表面上は2つの国が認め合った上で始まるものですが、実際は「相手の裏を取り合う」ものとして本書には書かれています。

  • 自分の国が強くても、敵には「弱く」見せかける
  • 敵国に近づいていても、敵には「遠く」見せかける
  • 敵が何かしらの利益を求めているときは、それを使って「誘い出す」
  • 敵が「強い」ときは、なるべくそれを避ける
  • 敵が怒り狂っているときは、それを「掻き乱す」
  • 敵が結団力が高いときは、裏切りな土で「分散させる」

こうして敵を「無防備状態」または敵の「不意」をつくことを推奨しています。

敵の状態を冷静に分析し、「戦う前」に何をすれば有利かを明確にするのです。

Writing.ch

圧倒的に自分が有利な状況」を作り出すことが重要なんだね。

ペンギン君

敵が強いときはそれを避ける」と書かれているように、踏ん切りをハッキリさせているところも勉強になるね。

2.「味方・敵」の情報を知り尽くす

故に勝を知るに五あり。戦うべきと戦うべからざると知る者は勝つ。衆寡の用を識る者は勝つ。上下の欲を同じにするものは勝つ。虞を以て不虞を待つ者は勝つ。将の能にして君の御せざる者は勝つ。此の五者は勝を知るの道なり。故に曰く、彼れを知りて己をを知れば、百戦して殆うから図。彼れを知らずして己を知れば、一勝一負す。彼れを知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆うし。

引用:孫子

戦争で勝つためには5つの要素があるとされています。

  • 「戦って良い場面」と「戦ってはいけない場面」を理解できる
  • 大軍と小軍とのそれぞれの使い方を知っていること
  • 身分に関わらず、皆が心を合わせること
  • よく準備を整えて、油断している敵を狙うこと
  • 将軍が有能で、それを邪魔する権力の持ち主が存在しないこと

戦争で勝つためには、上記の5つの要素を踏まえた上で、「敵の情報・味方の情報」を知り尽くすことが重要とされています。

Writing.ch

ビジネスにおいても闇雲にチャレンジするのではなく、自分の能力とその相場を調べ尽くしてからの方が良いね。

ペンギン君

「味方と敵の両方を知る必要がある」という部分が重要なんだね。

3.リーダーにとって「5つの危険な要素」

故に将に五危あり。必死は殺され、必生は虜にされ、忿速は侮られ、廉潔は辱められ、愛民は煩わざる。凡そ此の五つの者は将の過ちなり、用兵の災いなり。群を覆し将を殺すは、必ず五危を以てす。察せざるべからざるなり。

引用:孫子

軍を率いる将軍に備わっていたら危険な、「5つの要素」があります。

  • 決死の覚悟で駆け引きができない
    ⇨簡単に殺される
  • 生きることばかりに捉われ、勇気に欠けている
    ⇨捕虜にされる
  • 気みじかで怒りっぽい
    ⇨相手の策に陥りやすい
  • 利欲がない
    ⇨相手に攻められやすい
  • 兵士を愛しすぎる
    ⇨兵士の世話に苦労させられる

この5つの要素を持っている将軍は、戦争をする上で害になるとされています。

軍隊を滅亡させ、将軍にも死をもたらさす要素は5つの内のいずれかであるから、十分に注意すべきなのですね。

Writing.ch

ビジネスでも覚悟ある決断をする必要があるし、冷静な判断も必要。欲がなければ成功は遠くし、どれも重要な要素だね。

4.「状況」によって攻守を選択する

孫子曰わく、用兵の法には、散地あり、軽地あり、争地あり、交地あり、衢地あり、重地あり、圮地あり、囲地あり、死地あり。

〜省略〜

是の故に、散地には則ち戦うこと無く、軽地には則ち止まること無く、争地には則ち攻むること無く、交地には則ち絶つこと無く、衢地には則ち交を合わせ、重地には則ち掠め、圮地には則ち行き、囲地には則ち謀り、死地には則ち戦う。

引用:孫子

孫子は、それぞれ土地の持つ意味によって「すべき行動」を判断していたとされています。

  • 散地:軍の逃げ散る土地
    ⇨戦ってはならない
  • 軽地:兵士の心が落ち着く、戦意の固まりにくい土地
    ⇨ぐずぐず止まってならない
  • 争地:敵と奪い合う土地
    ⇨先に奪い取れなかった場合は、攻撃してはならない
  • 交地:往来に便利な土地
    ⇨軍が分裂しないよう、隊列を切り離してはならな
  • 衢地:情報を伝達するための中心地
    ⇨別の君主たちと外交を結ぶ
  • 重地:食料を生産する場所など、重要な土地
    ⇨食料を得るために略奪する
  • 圮地:軍を進めにくい土地
    ⇨ぐずぐずせずにすぐに通り過ぎる
  • 囲地:囲まれた土地
    ⇨罠を仕掛ける
  • 死地:敵地の中心地など、死ぬ可能性が高い土地
    ⇨相手と全力で戦う

これらを自軍の兵に覚えさせることによって、適切に指揮を取っていたことが分かります。

Writing.ch

もし〇〇のような状況になったら、〇〇で対処する」のように、失敗への対策をあらかじめ計画すると良いかもしれないね。

ペンギン君

無理なときは素直に逃げても良い」という考えには、何だか勇気をもらえます(笑)

まとめ

以上、「孫子」について解説していきました。

いかにして「戦わずして相手に勝つか」これを大事にしていたことが分かります。ビジネスにおいても自分と相手(または市場)の状況を把握し、冷静に対処する能力が必要という部分は似ていますね。

Writing.ch

本書では、他にも様々な兵法を紹介しているので気になったらチェックしてみてね!

ペンギン君

孫子にも様々な種類の本がありますが、私が実際に読んだのは以下の本です↓

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